シロロ・4月27日に1stアルバムのリマスター版である『Two of Earth (Remastered 2024)』を配信開始!!

リリース情報


3人組音楽サークル「シロロ」が、4月27日に1stアルバムのリマスター版である『Two of Earth (Remastered 2024)』を配信開始した。2018年に活動を休止してから復活を果たし、今回2016年にリリースされた1stアルバムが、よりサウンドクオリティを高めて再登場する。同アルバムは、Apple Music、Spotify等の各種サブスクリプションにおいて配信が開始されている(配信サービスは下記リンクを参照)。
https://linkco.re/bTp2myg9

「地球はもうダメだ」
あどけなさもエモさもしなやかに表現する、透明感のある女性ボーカル。
少し不思議でユーモラスな世界観と、恋愛の理不尽さを皮肉的に表現した内省的なトーンの全13曲を収録したフルアルバム。
サウンドの傾向はメタルと言うには柔らかい「やわらかメタル」とでも形容されるオルタナティブの系統。
01『Neverlasting』はスローテンポなロックナンバー。アグレッシブに響くギターリフと叙情的なメロディが絡み合う。
03『Minty Infinity』ではハイスピードに調整されたファットなリズムとヘヴィなギターがかき鳴らされる。
04『おぎののせい』では、ぎくしゃくとしたリズムがニューウェーヴ・ポストパンクを感じさせるが、コーラスではグランジのようにぶ厚いギターがうねる。
ギターの独奏インスト 06『Remined』は蠱惑的でドリーミーなギターが淡く揺らめく。
ナンセンスな言葉遊びと、美しい1人アカペラが魅力の 07『Wombat』や、愚かしいまでに「君」を希うストーリーを描いた 11『Hyperbola』も収録。
最終曲 13『Rewind』の男女混声の美しいコーラスワークは必聴。メインコーラスに低音がフィーチャーされるのは珍しい。

何よりも大切な何か(誰か)を失っても人生は続く。喪失と、その先にある再生を感じさせる。アルバム全編を通して3人のソングライターが共作しており短編小説集のように楽しめる。
メンバーの Mokine は国外でも高く評価されるゲーム『西暦2236年』の作者で、本作でも卓越した感性と発想力がここでも発揮されている。
Text by 炭谷一郎

シロロ「クロスフェードデモ Two of Earth (Remastered 2024)」

シロロについて


Melty (vo), Ichise (gt), Mokine (gt, ba) による3人組のピュア音楽サークル。
Mokine 率いるインディーゲーム製作チーム Chloro から独立する形でシロロは結成された。Chloro の作るビジュアルノベルは音楽面でも高い評価を受けており、国内外でファンを獲得している。
そこからシロロではギター、ベース、ドラム、歌というシンプルな構成に立ち返り、ロックバンドスタイルの音楽制作を開始した。オルタナティブロック風のけだるげな雰囲気の中で Melty による透明感のある歌声と Ichise によるテクニカルなギターが華やかに冴える。
現在は音楽の小さな嬉しさを拾い上げるような「ピュアな音楽」を目標に掲げて活動している。詞もまた日常的な視点とゲーム的な空想が交互に現れており、おもしろい。

HP・SNS情報


[シロロ]公式Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/@XiloroMusic

[シロロ]公式 pixivFANBOX (ブログ)
https://xiloro-music.fanbox.cc

[シロロ]公式Twitterアカウント
@xiloro_info

リリース情報詳細


4月27日(土)新曲『Burning Rain』と『Arch Enemy (2024 ver.)』をYouTubeで公開
『Burning Rain』
https://youtu.be/stIxOIAKN0s

『Arch Enemy (2024 ver.)』
https://youtu.be/oCZLvOEcRc8


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