シロロ・2ndアルバムの刷新版『Dig a Pear (Rebuilt 2024)』を配信開始!!

リリース情報


シロロが、2ndアルバムの刷新版『Dig a Pear (Rebuilt 2024)』を配信開始した。4月リリースした1stアルバムに続いてRebuilt と銘打ち、表題曲『Dig a Pear』をはじめ大半の楽曲がミックスをやり直し、サウンドクオリティを向上させている。同アルバムは、Apple Music、Spotify等の各種サブスクリプションにおいて配信が開始されている(配信サービスは下記リンクを参照)。
https://linkco.re/3gfsqd5v

【アルバムについて】
「ぶっとくて、甘酸っぱい」
ストレートなロックと思っていたら意表を突かれた。
一曲の中に大量のアイデアが高密度に濃縮されており、構成やリズムパターンは多彩。
多様なバリエーションやジャンルが取り入れられており、スローでヘヴィな変拍子オルタナ、倦怠的な白昼夢のように止めどなく揺らめくシューゲイザー、不機嫌にささくれだったミステリアスなグランジ、エクストリームな展開を見せる奇天烈ハードロック、ノスタルジア漂うエレキフォーク、きらめくようなギターソロが華を添えるエモいラブソングなど、ロックを基調としながらも、膨大なアイデアを高い熱量を維持しながらまとめ上げられており、ロックバンドとしての高い身体性が感じられる。おもちゃ箱をひっくり返したようにエキセントリックなアイデアとポップなジャンル横断が展開されていくが、それぞれの要素がシームレスに接続されており、ポップで聴きやすいアルバムになっている。特筆すべきはラストナンバーの『Surfing On』。囁くようなアルトボイスとベースのタッピングから始まるという風変わりな導入からドラマチックなコーラスが歌われたかと思えば途端にテクニカルなプログレメタルの様相を見せる。
これらが自然にかつ必然性を持って紡がれ、歌詞にもあるように「どこか遠くへ」来てしまったような感覚になる。ストレートなラブソングがここまでドラマチックに奏でられることもなかなかない。Mokineは「この曲のためにこのアルバムがある」と述べていたほどだ。「またね」という言葉が「また会おう」なのか「さようなら」なのか、想像が尽きない。
Text by 炭谷一郎

シロロ「Surfing On」

シロロについて


Melty (vo), Ichise (gt), Mokine (gt, ba) による3人組のピュア音楽ユニット。
Mokine 率いるインディーゲーム製作チーム Chloro から独立する形でシロロは結成された。Chloro の作るビジュアルノベルは音楽面でも高い評価を受けており、国内外でファンを獲得している。
そこからシロロではギター、ベース、ドラム、歌というシンプルな構成に立ち返り、ロックバンドスタイルの音楽制作を開始した。オルタナティブロック風のけだるげな雰囲気の中で Melty による透明感のある歌声と Ichise によるテクニカルなギターが華やかに冴える。
現在は音楽の小さな嬉しさを拾い上げるような「ピュアな音楽」を目標に掲げて活動している。
詞もまた日常的な視点とゲーム的な空想が交互に現れており、おもしろい。

HP・SNS情報


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https://www.youtube.com/@XiloroMusic

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@xiloro_info


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